篠津神社

古くから中庄村の氏神として信仰されてきました。創始年代は明らかではないものの、康正2年(1456)の棟札が見つかっており、室町時代の中頃にはすでに鎮座していたことが分かります。祭神は素盞鳴命です。
現在の社殿は本多俊次が藩主の時代、万治4年(1661)に造営されたものです。
表門はもと膳所城城門で、明治5年(1872)に篠津神社へ移築されました。本瓦葺、脇戸付高麗門で、かつての名城の威風堂々たる姿が偲ばれます。

指定区分
重要文化財(表門)

一覧に戻る