関蝉丸神社

平安京の東の入口にあたる「逢坂の関」の鎮守神として、また街道の安全を守る道祖神として創建されたと考えられています。上社と下社に分かれ、祭神は、上社が猿田彦命、下社が豊玉姫命を祀ります。天慶9年(946)、両社に琵琶の名手・蝉丸の霊が合祀され、以後は、音曲芸道の祖神としても信仰を集めるようになりました。
下社の本殿横にある六角形の時雨灯籠は鎌倉時代の作で、重要文化財に指定されています。また境内裏手には小町塚があり、小野小町の歌碑が建っています。

指定区分
重要文化財(石燈籠(下社))

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