大津百町館

江戸時代、大津は宿場町・港町・園城寺(三井寺)の門前町として大いに賑わい、元禄年間(17世紀後半)には町数100カ町、人口1万8千人を超える商業都市として栄えました。その繁栄ぶりは「大津百町」と称されるほどでした。
大津百町館は、明治32年(1899)に建てられた大津町家で、明治期は呉服屋、昭和期は本屋、現在は文化活動の拠点として活用され、内部の見学も可能です。町家である主屋のほか、蔵や、昭和初期に建てられた二階建ての離れがあり、大広間の座敷からは中庭が眺められます。

時代
明治32年(1899)

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