正月の法要・行事

石山寺の除夜の鐘は、水が最も清らかとされる午前2時から撞き始めます。参拝者は先着で108名が鐘を撞くことができます。重層袴腰の鐘楼は、上層に梵鐘を吊るし、下層から撞木を手前に引いて撞くという珍しい構造をもちます。この梵鐘は平安時代の作で、「妙なる音」を出すことで知られています。また除夜の鐘と同時に、本堂では、一年最初の大切な法要「香水加持法要」が厳修されます。閼伽池から汲んだ初水を座主が拝みながら壺に注ぐというもので、古来、石山寺で最大の秘儀とされ、必ず座主が執り行うものと定められています。
初詣でにぎわう三が日は、午後1時より本堂にて修正会大祈祷が営まれ、一年の無病息災が祈願されます。

一般観覧
可能
開催期間
1月1~3日
開催地
石山寺 鐘楼・本堂

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