華階寺

浄土宗の寺院で、天文元年(1532)に僧・西念が藤原秀郷館の旧地と伝える地に建立したのが始まりとされています。境内には、三上山の大百足退治の伝説で名高い藤原秀郷(=俵藤太)ゆかりの「月見の石」と「矢の根地蔵」が安置されています。矢の根地蔵は、秀郷が大百足を討ち取った大矢の根で自ら石に刻んだとされる地蔵菩薩です。
また、華階寺門前には、同寺の開基にあたって植えられたと伝わる二株のイチョウの木があります。樹齢400年を越える巨木で、市の天然記念物に指定されています。

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