蹴鞠祭り
「蹴鞠の神」精大明神を祭神とする平野神社の祭礼です。
蹴鞠は中国で生まれ、飛鳥時代の仏教伝来とともに日本に入ってきたとされています。以後、平安時代になって盛んとなり、貴族中心の芸能として普及しました。
お祭り当日、京都蹴鞠保存会による蹴鞠の奉納が、本殿前の広場にて行われます。15m四方の「鞠の庭」と呼ばれる競技の場がしつらえられ、烏帽子・水干・鞠袴・鞠沓を着用した「鞠足」と呼ばれる競技者が輪になって、鹿皮製の鞠を蹴り合います。平安貴族の優雅な技芸を今に伝える、古式ゆかしい行事です。
- 開催期間
- 8月9日
- 開催地
- 平野神社