石亭翁登遊碑

寛政12年(1800)3月に、木内石亭の喜寿を記念して石山寺参道に建立されました。石亭は諸国をめぐって奇石を収集・研究した民間の鉱物学者で、日本考古学の祖として知られています。石山寺には白瑪瑙という珍しい奇石があり、また石山寺密蔵院の光圀上人が同好の仲間であったことも手伝って、石亭はこの石を一生のうち100回も見に登ったといわれています。

時代
寛政12年(1800)

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