善法院庭園

善法院は三井寺の6碩室のひとつとして格式高い子院で、面積2,681平方メートルの庭園は昭和9年(1934)に国の名勝・史跡に指定されていたが、昭和16年(1941)の集中豪雨による山津波で土砂に埋没してしまった。幸いにも庭園研究の大家・重森三玲による実測図が残り、近年、岡崎文彬らの指導のもと発掘調査が実施され、池汀や石組みの保存も良好なことから一刻も早い復元が待たれる。

指定区分
名勝史跡
時代
江戸時代初期

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