園城寺勧学院客殿

光浄院客殿とともに書院建築の代表的遺構。室町時代の武家住宅の典型である「主殿造」の様式を伝える貴重な書院として知られている。慶長5年(1600)に毛利輝元によって建立された。内部の間取りは3列9室に分かれ、南列の大床、一之間から二之間には、狩野光信の華麗な障壁画(重要文化財)が描かれている。

指定区分
国宝
時代
桃山時代(慶長5年 1600)
構造
正面七間 側面七間 一重 入母屋造 妻入 正面軒唐破風付 総柿葺

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