宮本家住宅主屋

建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの通訳を務めた宮本文次郎の住居として、昭和5年(1930)に建築された洋風住宅です。設計はヴォーリズ建築事務所。構造は木造二階建て、寄棟造で、屋根はスペイン瓦葺です。外壁は、縦長窓や半円アーチ窓、バルコニーをバランスよく配置し外観を整えています。内部は洋間主体で一部を和室とし、琵琶湖の眺望を意識した居間の配置や機能性を意識した食堂兼台所室などに、ヴォーリズの配慮のいきとどいた平面計画がうかがえます。

指定区分
登録有形文化財
時代
昭和5年(1930)

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