地主神社

貞観元年(859)、延暦寺の僧・相応和尚がこの地に明王院を建立した際、その鎮守として祀ったのが地主神社のはじまりと伝わります。
祭神は国常立尊ですが、この地の地主神である思古淵明神も祀られています。思古淵明神は安曇川流域におおく祀られる神で、この地域の開拓の祖神であり、水の神としても信仰をあつめます。
境内は拝殿、幣殿、本殿の三棟が一列に並びます。本殿は滋賀県下でも大変珍しい春日造で、文亀2年(1502)の建立です。同年建立の幣殿とともに重要文化財に指定されています。

指定区分
重要文化財(本殿・幣殿)

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