車石

車石とは、車のわだちを刻んだ花崗岩の切石です。文化元年(1804)から二年の歳月をかけて、大津八丁から京都三条大橋までの三里(約10km)の道を牛車専用道に整備するために敷設されました。しかし明治以降、鉄道が開通するとともにこの舗装道の役目は終わり、敷かれていた車石は希望者が持ち帰ることとなりました。

時代
文化元年(1804)

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