第11回ワークショップの記録
紀元前500年頃、お釈迦様(釈迦如来)がインドに於いて佛教を説かれました。その後、約1000年もの年数をかけて中国から朝鮮半島を経て、紀元後538年、日本に佛教と佛像が伝えられました。伝来当初は釈迦如来の像が中心だったのですが、遣唐使船により大陸から伝えられた数々の佛教経典の増加とともに、佛像も容姿の異なる像が増え、大きく分けても、如来(佛陀)、菩薩、明王、天となっています。その各尊像の特徴と日本の時代順に、どのような佛像が信仰されて来たかを説明してみたいと思います。