大練寺

創建は平安時代の貞観18年(876)、円海和尚が開いたのが始まりと伝わります。当初は天台宗の寺院でしたが衰退の後、慶長年間(1596~1615年)に再興され曹洞宗に改宗しています。境内には、天智天皇の御衣を練るのに使用したと伝わる井戸が残り、かつて「練貫の井」として大津の三名水(ほかに三井寺の閼加井、逢坂関の走り井)のひとつに数えられました。
寺宝である絹本著色十六羅漢像は鎌倉時代に製作されたもので、重要文化財に指定されています。

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