旧大津陸軍墓地

明治6年(1873)、政府は徴兵令を公布し、全国の青年男子には兵役義務が課されました。同8年、編成された陸軍歩兵第九連隊が現在の御陵町付近に駐屯してきます。これ以降、大津も軍都の性格をもちますが、現在その面影をしのぶものとして、早尾神社の北側山中に、明治10年の西南戦争をはじめとし日清・日露・二度の世界大戦で戦死した第九連隊兵士の眠る陸軍墓地がひっそりと残されています。

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