蛭子神社

祭神は、蛭子尊です。当社は民家と民家との間の露地に鎮座し、入口には鳥居と立格子の扉を配し、奥に一間社流造の本殿が建ちます。由来は不詳ですが『大津市志』によると、かつて坂本の榊宮社の神木が倒れ、その木から神像を作り祀ったのが始まりだとされています。また、4月3日の日吉山王祭の大榊神事には、天孫神社への渡御の途中、大榊が当社に立ち寄り祈祷が行われます。

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