南郷御霊神社

祭神は、奈良時代の官人で学者でもあった右大臣・吉備真備です。応安6年(1373)2月、京都下御霊神社の分霊を勧請して創建したと伝えます。いわゆる「御霊神社」は、政変などにより非業の最後を遂げた人々の怨霊を祀ったもので、疫病鎮護の神として信仰されたものであり、当社も同様の信仰から勧請されたものと考えられます。
例祭は5月5日で、鯉神興のめずらしい渡御が行われます。

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