園城寺観月舞台

長等山の斜面にそって足代柱を立てて櫓に組み上げた懸造(舞台造)で、檜皮葺屋根が柔らかい曲線を描く優美な建築である。眼下に琵琶湖の景観が広がり、琵琶湖疏水と大津の町並みを望む。江戸時代から琵琶湖を展望できる景勝地、観月の名所として有名で、多くの文人墨客が訪れている。

指定区分
滋賀県指定有形文化財
時代
江戸時代(嘉永3年 1849)
構造
正面一間 側間一間 一重 入母屋造 桧皮葺

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