園城寺塔婆(三重塔)

慶長6年(1601)、徳川家康が三井寺に寄進したもの。もと奈良県吉野の比蘇寺(現在の世尊寺)の東塔で、豊臣秀吉が文禄3年(1594)に伏見城に移していたのを再び移建した。軒深く三重の釣合もよく、相輪の水煙などに中世仏塔の風格をよく伝えている。
- 指定区分
- 重要文化財
- 時代
- 室町時代
- 構造
- 三間三重塔婆 本瓦葺
慶長6年(1601)、徳川家康が三井寺に寄進したもの。もと奈良県吉野の比蘇寺(現在の世尊寺)の東塔で、豊臣秀吉が文禄3年(1594)に伏見城に移していたのを再び移建した。軒深く三重の釣合もよく、相輪の水煙などに中世仏塔の風格をよく伝えている。