園城寺一切経蔵(経堂)、八角輪蔵

仏典類を網羅した一切経(大蔵経)を収める書庫。内部を鏡天井とし、軒の_の間隔を広くとった疎_(まばらだるき)、花頭窓、欄間には波形格子をたてるなど典型的な禅宗様の経堂で、もとは山口の大内氏第26代当主・大内盛見の菩提寺であった国清寺(現在の洞春寺)にあったものを、 慶長7年(1602)に毛利輝元によって移築された。

指定区分
重要文化財
時代
室町時代
構造
正面三間 側面三間 一重 もこし付 宝形造 桧皮葺

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