護法社預坊 表門及び門番所

こちらは、護法社預坊(ごほうしゃあずかりぼう)である財林坊(ざいりんぼう)の表門及び門番所(もんばんしょ)です。
預坊とは三井寺の新羅社や唐院などを管理する僧侶の住まいを指します。
護法社預坊は江戸時代に行われた護法社の大整備に際し、享保12年(1727)に客殿、庫裡(くり)とともに建立されました。
表門は、良質のケヤキ材を用いた薬医門の典型であり、類例の少ない門番所とともに簡素ながらも貴重な建築です。

指定区分
大津市指定有形文化財
時代
享保12年(1727)

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