総門

元来は三井寺南院の総門として建立された。中世以降、三井寺は北院、中院、南院の三院に分かれ、多くの僧兵を擁したことから外周には濠を構え、石垣で枡形をつくり厳重な山門が設けられていた。現在の総門もかつての名残をとどめる城門風の薬医門である。
- 時代
- 江戸時代(元和7年 1621)
元来は三井寺南院の総門として建立された。中世以降、三井寺は北院、中院、南院の三院に分かれ、多くの僧兵を擁したことから外周には濠を構え、石垣で枡形をつくり厳重な山門が設けられていた。現在の総門もかつての名残をとどめる城門風の薬医門である。