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びわ湖大津歴史百科 第4回ワークショップの報告。

2016.12.10

 

【講演概要】

奈良時代後半の天平宝字5年(761)10月、平城宮の改築にともない、淳仁天皇・孝謙上皇は、近江の保良宮・京に遷都した。この保良宮の遷都にともない、瀬田川河畔にあった小寺院の石山寺が天平宝字5年末から6年8月にかけて、大増改築することになった。この大工事は、造東大寺司に造石山寺院所を設けて実施された。その造営は、『正倉院文書』に、開始から終わりまで写経所関連の紙背文書として残っており、その細かな造営過程、構築した建物、造営従事者、経費などをじつに詳細に知ることができる。また、石山寺との関連から、まだ不明な保良宮の所在地もほぼ推測できる。

 

【講師プロフィール】

小笠原好彦(おがさわら よしひこ)

1941年           青森市生まれ。

1966年3月         東北大学大学院文学研究科修士課程修了。

1966年4月~1979年3月 奈良国立文化財研究所に勤務し、平城京と飛鳥の発掘調査に従事。

1979年4月~2007年3月 滋賀大学助教授・教授

2007年4月~        滋賀大学名誉教授

学位:博士(文学・東北大学)

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