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びわ湖大津歴史百科 第1回ワークショップの報告。

2016.9.20

 

【講演概要】

湖南に三井寺、延暦寺、石山寺の伽藍を有し、湖北・湖東に素朴な信仰の里が広がる滋賀県は、「神と仏の美」を誇る傑出した文化と歴史の地である。精神の営みを語る、豊かにして普遍的なその「心の遺産」を、県域のみならず日本の貴重な財産として次世代に継承するためには、まず県内外、国内外の多くの人々が滋賀を訪れ、それを見て親しむことが欠かせない。文化遺産の公開と国際交流の動向を踏まえて、世界の類例とその「見せ方」を紹介しつつ、文化をツールとする滋賀県の活性化のために、その「心の遺産」をどのように「見せる」か、を新たな提案を含め、世界に広がる視野から文化遺産を「見せる」ための工夫と方法を考察する。

 

【講師プロフィール】

日高健一郎(ひだか けんいちろう)

筑波大学名誉教授、大阪大学国際公共政策研究科招聘教授/地中海建築史、世界遺産学/工学博士。

1948年千葉県生まれ。建築史学を基盤として、トルコ、セルビア、ルーマニア、ヨルダン、チュニジア、リビアなど地中海域の建築遺産、考古遺産の調査を実施、特に1990年代からハギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール)の総合建築調査を25年以上にわたって行っている。筑波大学大学院人間総合科学研究科にアジア初となる「世界遺産専攻」を開設、専攻長として教育・研究指導にあたった。イタリア、ギリシャ、ルーマニア、ヨルダン、シリア、エジプト、リビア、チュニジアなどで学術講演や教育・研修指導を行う。アジアでは、カンボジア王国のアンコール遺跡ユネスコ国際専門委員を務め、国内では、水戸市の世界遺産登録推進委員会の座長として「近世日本の教育遺産」の日本遺産登録に貢献した。

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